忙中閑あるかな? 黄紺の日々


トルコのこと、キプロスのこと、こんなことを主に、日々思うこと。ときどき、韓国のこと、 日本のことも混じるかも? 仕事に忙しくっても、頭のなかは、トルコのこと、キプロスのこと考えてる。 頭のなかは、いたって長閑。それが、、、、、、

黄紺、なのさ。


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2009年 11月 9日(月)午後 10時 30分

 今日は、昨日に続いて、繁昌亭。今夜の繁昌亭は、「笑福亭福笑 祝還暦落語会」ということでしたので、外すわけにはいきません。番組を書くと、一応、たま「いらち車」、鶴二「うだうだ」、鶴笑「紙切り」、姉様キングス、松枝「替り目」、(中入り)、大喜利、伯枝「うだうだ」、岐代松「うだうだ」、福笑「マラソン道」となりましたが、ほとんどの噺家さんは、福笑について語ったり、松鶴の思い出話が続きました。たまは、最近、福笑がこっているカラオケ話。ネタは、3分だけ披露しました。鶴二は、毎年、福笑邸で行われる恒例の呑み会について。ここで、明かされたのが、本日のお茶子が、福笑の娘さんだということ。鶴笑は、仰向けに寝て、背中を、客席に見せながら、紙切りをするという新技を披露してくれました。松枝は、修行時代の悪戯から、福笑夫婦の裏話まで、際どいどころか、完全に超えてしまっている話までしてから、福笑以外では、一番長く落語をやりました。伯枝は、岐代松と一緒だった修行時代の話。6代目の酔ったときに、今までに聴いたことのない話も飛び出していました。岐代松は、出番に文句を、ひとくさりどころか、ずっと言い続ける高座。そして、本日の主役の登場。ネタは初物。以前にやっていたネタと紹介がありましたが、聴いた記憶はございません。韋駄天というお囃子で、間を繋ぐ小咄集。マラソンを走っているということを、韋駄天で表し、同時に、小咄を繋ぐという役目です。中でも、一番時間をさかれるのが、マラソン・ランナー同士が、謎かけをするところ。そないなネタで、賑やかにお開きになりました。




2009年 11月 9日(月)午前 5時 10分

 一昨日は、出勤日だったため、休みは、事実上昨日だけ。そういった日に、フル稼働してしまうとまずいかなとは思いつつ、朝8時40分をメドにお出かけ。昨日も、午後と夜に予定を入れていたので、午前中にウォーキングを持ってきました。午後の部を考慮して、京阪「守口市」駅を起点に、昼の部の会場繁昌亭に近づいて行こうという計画を立てました。詳細なコースを書きますと、次のようになりました。京阪「守口市」駅〜高瀬神社〜後念寺〜八幡大神宮御旅所〜新森中央公園〜京阪「森小路」駅〜大道寺〜旭区役所〜旭区民センター・芸術創造館・欧風料理店「イスタンブール」〜旭江野橋〜旭公園〜旭スポーツセンター〜桜宮稲荷社・渡辺綱駒つなぎの楠〜飛翔橋〜鶴満寺〜国分寺〜地下鉄堺筋線「天神橋6丁目」駅。昨日は、とてもいいお天気なうえ、気温の上昇もあり、絶好のウォーキング日和となりました。途中からは、半袖にならなければならないほどの気温上昇。それでも、汗が出てきました。ついこないだ、雨に打たれて、体が冷え、震えていたのがウソみたいです。こういった日は、どこかの川べりを歩くべきでしたね。昨日のびっくり一番は、鶴満寺でした。桜の寺として落語の題名にもなっているにもかかわらず、その場所を、全く知らなかったのですが、それが、突然、目の前に現れてきたものですから、びっくりでした。そして、お約束の写真撮影は、旭区民センターの向かいにある「イスタンブール」というお店。看板の横に、実は、「名物トルコライス」と出ているのです。昨日は、写真を撮るだけでしたが、次回は、ぜひお店に入り食べてみたいものです。芸術創造館で芝居があれば、一石二鳥なのですがね。
 午後は、繁昌亭の昼席です。天六からだと、地下鉄で二駅ですので、余裕の移動でした。今週1週間は、「春蝶襲名披露興行」が打たれていました。懐かしい名前の復活です。外すわけにはまいりません。その番組は、三四郎「子ほめ」、三金「鯛」、福車「半分垢」、暁照夫・光夫「漫才」、春若「京の茶漬け」、福笑「世帯念仏」、(中入り)、春蝶襲名披露口上、春之輔「まめだ」、福団治「鼻の狂歌」、春蝶「昭和任侠伝」というものでした。色物に、超大物の漫才コンビ、暁照夫・光夫の繁昌亭初登場も話題の襲名披露興行となりました。先代を偲ぶという面が、こないなところにも現れていて、胸キュンものでした。三四郎の「子ほめ」は、若手の中では、随一と思っているもの。とても、言葉の応酬が自然だと思うからなのですが、昨日は、時間の制約があり、持ち味を出せないまま終わったっていう感じ。二番手には、連日、新春蝶と同期の噺家さんを並べるという番組編成。確かに、他の日には、吉弥やかい枝、都んぼの名前が並べんでいます。ゴレンジャーという名のユニットが組まれていた世代。でも、春菜の名前は、ゴレンジャーにはなかったなとか考えながら、三金の高座を聴いていました。ネタは、めでたい席なので、「鯛」にしたそうです。福車の「半分垢」は初物のはず。あまり出ないネタです。短く切り上げるときには、格好のネタ。春若は、「三十石」などを、今シリーズでは出していましたので、ちーとは期待していたのですが、またしても、「京の茶漬け」に当たりました。またかの気分が、昨日唯一の睡魔誘発となりました。福笑も、イキなネタ選び。神戸の劇場で、1週間、先代と一緒になったとき、先代が、ずっとかけていたので覚えてしまったというネタをチョイス。「テーマ落語会」よりか、陰陽のマクラの部分が長くなっていました。その分、途中切り上げでした。福笑は、先代が倒れる直前まで一緒に呑んでいた相手だそうです。初めて知りました。春之輔は、予想通りのネタ。秋だから、そうでしょうね。新しい点が一つ。狸が死んで、トンボを切ったときのことから振り返るところで、お囃子を入れました。初めての経験です。入れるなら、曲の精査が必要ですね。福団治は、一度、「饅頭怖い」に入ったのに、止めてしまいました。「鼻の狂歌」をするときには、そないなことをしているのだろうか? よくわからないところです。春蝶は、何を出すのか、ちょっと分かりませんでした。前日に、「立ち切れ」を出したりしていたからです。ただ、ここまでの流れだと、「昭和任侠伝」「ぜんざい公社」「ピカソ」という先代ゆかりの作品がいいがと思っていたら、どんぴしゃ当たりました。最後の部分は間違いなく、途中も、細かくいじってるみたい。それらが、うまくフィットして、大受けでした。ただ、短いネタなので、マクラで、襲名に関わる出来事を、いろいろと紹介してくれました。
 繁昌亭がはねたあと、南森町のネットカフェで、昨日は、40分余りの時間調整。それから、コンビニで、晩ご飯を買い込んで、阪急千里線「山田」駅経由で、万博競技場に、サッカーを観に行きました。日本で、サッカーを観るのは久しぶりです。ましてや、万博でとなると、どのくらい空いてたか思い出せません。試合は、ガンバ大阪と京都サンガの対戦でした。前半、ガンバが点を取るまでは、お互いきれいなパスサッカーが展開され、これが、Jリーグのサッカーなんだと、感慨深げに見ていたのですが、点が入ってからのサンガ、特に後半はダメだったですね。自陣でボールを奪われ、相次いで失点。更に、フリーで打たせた4点目を見るに至り、スタンドを後にしました。後半28分でした。トルコでも、こないに早く、スタンドを後にしたことはないよな、でも、もう見るに耐えない試合になっていました。点が入るまでのサッカーからは、ちょっと考えられない変化でした。でも、ガンバは、さすが攻撃サッカー。スルーパスが、幾つも出てきました。また、それに反応して、きれいに裏をとれるFWがいます。そういう意味では、やっぱりガンバはいいチームなんだということなんでしょうが、試合経過からみると、久しぶりに、日本で観たサッカーにしては、散々なものでした。家に帰ってきてから結果を見ると、サンガが、あとで1点返したみたいです。万博に、2万人以上入ったときに、スタジアムにいた経験は、初めて。周辺の屋台に、整然と並びながら順番を待つ光景に、日本を見た気がしました。




2009年 11月 8日(日)午前 5時 45分

 金曜日は、ちょっとした家の用事があり、まっすぐ帰宅。昨日の土曜日は、午前中通常勤務。これで、3週間連続で、土曜出勤です。そして、更に、昨日は、午後の半分が、振替の効かない勤務。ようやく、3時半近くになり開放され、その足で、シネヌーヴォに向かいました。中崎町でドイツ映画を見るか迷ったのですが、こちらでのオランダ映画をチョイスです。1本目は、「ラブ・イズ・オール」という2007年制作の作品です。大阪での、このオランダ映画祭に合わせて、ロードショー公開と銘打たれ公開され、今回の映画祭の目玉的作品です。ま、そないなこともあり、ドイツ映画を捨ててしまったのです。映画自体は、なかなか軽くて、テンポ良く、見終わったあとに、ハッピーな感覚を与えてくれる、正に「愛が全て」の映画でした。聖ニコラウスのパレードに、いろんな形で集った人たちそれぞれの愛を描いた作品でした。聖ニコラウスに扮する予定の男が、冒頭で亡くなりますが、その男の娘のカップルは、離婚して子どもを引き取っているのですが、葬式の準備をしなければならないということで、元夫に子どもを預けたところから、元夫に父性が生まれ出し、元の鞘に戻るきっかけになったり、葬儀屋さんの男は、ゲイのカップルで、結婚式を控えていたり、パレードに、箱の被りもので加わっていた女性は、オランダ王室の王子に見初められたりなどと、様々なカップルの愛の行方が、テンポ良く語られていきます。その行方をダイナミックに動かしいからでしょうか、出てくる人たちは、わりかし浮気っぽく、簡単に他の男や女と出来上がっていきます。特に最後の大団円を導き出したいため、ちょっと無茶ぶり的なカップルまで登場させ、混乱させたりします。そんなですから、ちょっとくさいでぇと思っていた客に、スペシャルな愛が、最後に用意されていました。急死した聖ニコラウス役の男に替わり、その役を急遽引き受けた男です。単に、聖ニコラウス役をあてがわれ、振り回されただけではなかったのです。判ってから振り返ると、確かに、気づかないように、ネタふりはされていましたね。この映画を見て、ほっこりとさせられる最大の要因でした。これで、オランダ映画2戦2勝の感覚です。
 2本目のオランダ映画は、「ノートレイン、ノープレイン」というもので、こちらは、クリスマス・キャロルっていう感じの1本目と異なり、かなり見続けるのに、きつい映画でした。映画の最初から最後まで、ずっとカフェというか、パールの雰囲気のお店の中だけで展開します。一人のやさぐれた男が、トランクを持って現れたところから、物語がスタートします。そこに、次から次へと現れる常連さん同士が、言葉を交わす会話劇に終始します。やさぐれ男は、今夜、ここを発ち、イタリアに行くと言い、顔なじみの人たちに、何やらと、自分の持ち物を渡していきます。また、有名な歌手が兄だと言い、そのパールに呼び、皆を驚かせます。一方、店に現れた色男をたぶらかしている女と示し合わせて、その男から財布を盗ったりします。この女が、最後には、男と、本気でイタリアに行く気を見せるのですが、そこに至る二人の間柄が描かれているはずのところや、有名歌手の兄が店に現れたところという、この大切な2箇所で、実は居眠ってしまったのです。なんせ、テンポが遅く、画面もモノクロに近い、暗〜い画面に、ついに降参してしまったのです。従って、最後に彼の執る行動の基になるであろう絶望感のようなものを推し量れないまま、結末を迎えてしまいました。「地の群れ」的に、その臭いを嗅ぎ取り、身を寄せ合うことを決めたように思える女の絶望に目は釘付けになりますが、その背景となる部分を押さえ切れていないことが、悔しいですね。ということで、これを入れると、2勝1敗的気分です。




2009年 11月 5日(木)午後 11時 26分

 昨日は、元同僚と、枚方で呑みました。年に1〜2回呑んでます。そして、今日は、時間休をとり、4時から始まる文楽を見に行きました。この11月は、文楽錦秋公演と銘打たれ、名作二作が、それぞれ通しで、昼夜で行われています。今日は、その内の「芦屋道満大内鑑」を見ることができました。落語「天神山」の本説となった作品ですので、待望の遭遇です。なんせ、「天神山」を聴いて、落語好きになってしまったのですから。今日は、「大内の段」「加茂館の段」「保名物狂の段」「葛の葉子別れの段」「蘭菊の乱れ」が上演されました。おかげで、なぜ狐が、主人公保名の嫁になり、また、その正体が明らかになり、子別れをしなければならなかったのか、それがよく解るとともに、その筋立てが、とてもスムーズで、意外性があり、おもしろいのです。最初の二つの段は、昭和になってからの復活ものだそうで、いわゆる本格的に話が展開していく仕込みのパート。あまり動きが大きくなく、だいぶと眠たくなってしまいました。ただ、ここでは、保名が、葛の葉姫と出会うきっかけを作りますし、葛の葉姫に会った途端、一目惚れしてしまう重要なわけとなる段です。そして、「物狂の段」、いきなり、能楽で、物狂を表現する「翔」を想起させる短い踊りから始まります。浄瑠璃なし、物狂いの主人公登場の場面で使われますから、間違いなく「翔」のパロディでしょう。そこで、遊山に来ている葛の葉姫と会います。その最中に、狐狩りから逃げてきた一匹の狐を助けたことが、葛の葉姫に化けた狐の登場につながると同時に、その狐狩りをしている男が、葛の葉姫を狙っている男としての役割を与えられており、この演目でのヒール役を務めます。とってもうまく絡み合わせられていることに関心しました。「生写朝顔」を見たとき、韓国ドラマの運びを想起しましたが、今日も、韓国ドラマの人物相関図を思い出しながら見ていました。最後の「蘭菊」は、舞踊の場面で、狐が山へ帰っていく姿を表したもので、「ご祝儀」として付け加えられたパートという感じでした。どうやら、「子別れ」のあとも、話が続いていくようで、但し、実際に上演可能かどうかは知りませんが、やっぱりあとの展開も気になりましたね。本日の太夫さんでは、嶋太夫さんだけが、切りを受け持つ人で、他の方は、「心中天網島」の方に回ってはります。人形の方では、蓑助さんと勘十郎さんは、「心中天網島」でコンビを組んでいます。清十郎さんは、榊前でした。そんなですから、吉田文雀が女房葛の葉でした。ところが、おじいちゃんの国宝は勘弁して欲しい、それだったのです。狐の動きが、体が動かないから、野性味のないこと、おまけに動きが少ない。「本朝廿四孝」の「奥庭狐火の段」で見せた勘十郎の軽快な身のこなしが思い出されてしまいました。




2009年 11月 4日(水)午前 0時 11分

  大阪市遊歩(24)写真集

 今日のお出かけは、まずシネヌーヴォで、オランダ映画を見ました。今、シネヌーヴォで、オランダ映画祭なるものが開催されているのです。特にオランダ映画に関心があるわけではないのですが、テーマ的におもしろいかなと思えるものを、自分のスケジュールに合わせて見ておこうかなと思っています。「失われたトランク」という題名の映画です。ユダヤ人問題をテーマにしているということでのチョイスです。テーマだけを知って選んだのですが、なかなか素敵な映画でした。舞台は、1970年代のアントワープ。一人の若いユダヤ人女性の生き方に関わる出来事を描きます。父親は、大戦中の逃亡時に、どこかの庭に埋めたトランク探しに躍起です。主人公の女性は、金欠のため、ユダヤ人の中で保守派とされるハシッド派の家庭に子守のバイトに出かけ、そこで、厳格すぎる家庭のために言葉を失った子どもと出逢う。奔放な彼女に対し、徐々に心を開いていく少年。そのバイトの中で、厳格すぎる父親が迫害を受けたこととか、ユダヤ人家族を嫌う管理人と出会う。ところが、ある日、突然、最悪のニュースがもたらされ、物語は終息に向かう。そういった経験の中で、彼女は、徐々に、ユダヤ人としてのアイデンティティを見出していく。この映画のいいところは、全編、ユダヤ人という存在が、重層的に迫害を受けているってことを比喩的に表しているように思えたのです。ユダヤ人として迫害され、ハシッド派として迫害され、家族の中で迫害され、ただ、お漏らししか、自分の意志らしきものを表せられなくなった少年に、ユダヤ人そのものを見たような気がします。管理人の存在も、社会的下層という地位にあり、人間的にも尊敬できそうもないキャラで、でも、ユダヤ人でないというだけで、ユダヤ人を迫害する。迫害してきた総体、それが管理人という感じですね。主人公は、子どもに同情し、そして、その少年に拘わることで、ユダヤ人という存在のアイデンティティを見出していく。演じる女優さんも、こういったキャラの若い女子学生を演じるのにぴったりっていう感じで、良かったと思います。でも、なぜ、舞台がアントワープなんでしょうか?
 映画が終わると、シネヌーヴォの前からウォーキングの開始です。夜の予定が繁昌亭でしたから、方向を北にとり、西九条から新伝法大橋を渡り、西淀川区を目指しました。JR東西線を利用すれば、繁昌亭に行きやすいからです。昨日と比べて、お天気の方はいいのですが、ぐーんと気温が下がり、外に出ると、肌寒いくらい。ですが、歩いていると、体が温まるだけではなく、気温が持ち直してくれましたね。快適なウォーキングを楽しんでいたのですが、ちょっと欲張りすぎました。最後の40分は、猛スピードで進み、2時間17分で到着でした。詳しいコースを書くと、次のようになります。シネヌーヴォ〜松島〜安治川トンネル〜JR&阪神なんば線「西九条」駅〜クレオ大阪西・此花スポーツセンター〜朝日橋公園〜春日出橋〜此花区役所〜左岸恩貴島橋〜伝法川跡碑〜西念寺〜安楽寺〜伝法大橋〜阪神なんば線「福」駅〜大野川遊歩道〜歌島橋〜JR東西線「御幣島」駅。安治川トンネルに入る前に、少し松島を歩いていきましたので、西九条辺りに行くと、もう30分近くを経過。更に、春日出橋経由のコースを選択したために、自分の描いていた時間配分が狂ってしまいました。相変わらず、欲張ったことを考えてしまいます。今日は、更にまずかったのは、的確な修正ができなかったことです。終わってみて、一番適切だった最終地点は、JR東西線「海老江」駅だったんだろうなと思っています。東西線というので、頭の中にあったのは、「御幣島」駅だけだったのです。更に、新伝法大橋を渡ったとしても、「福」駅で諦めるか、伝法大橋を渡ったところで、コース修正をして、阪神本線「姫島」駅に行くという選択をすべきだったなと、反省です。とにかく、最後の40分は、自分的には最高度のスピードで歩くことになりました。あながち、歩いたことのあるコースは、時間の見当をつけることができる一方、熟知している地域ではありませんから、簡単に判断ミスを犯してしまいます。おかげで、今日のウォーキング疲れは、かなりのものがあります。
 こだわった上での東西線で、容易く「南森町」駅に移動後、いつものネットカフェで、小1時間、時間調整。これで、疲労は、だいぶと解消したかと思っていたのですが、、、。夜は、繁昌亭でした。恒例となりました「銀瓶・文三 ふたり会」があったのです。次代の上方落 語界を担うことは間違いない二人の会は外すわけにはいかないのです。本日の番組は、文三「狸賽」、銀瓶「崇徳院」、銀瓶・文三「対談」、(中入り)、銀瓶「豊竹屋」、文三「くっしゃみ講釈」というもので、全くサプライズのない平凡な番組でした。一方、黄紺は、ウォーキング疲れが、晩ご飯をとることにより、一挙に出てくるという最悪パターン。「狸賽」の序盤を聴いたあとから、ダウンが始まり、「崇徳院」は、ほぼ完落ち。「くっしゃみ」も、ごく一部が飛んでいます。これはいけません。他の催しなんかに、これだけの影響を与えるようでは、ウォーキングも考えものです。「狸賽」は、狸を助ける場面が、冒頭に入りました。懐かしい型です。今は、省略形が大流行りだから、新鮮な印象でした。あまり覚えてないので書かない方がいいかもしれませんが、「崇徳院」に関して、ほやーっしながら聞いた印象では、崩すなぁということです。文三は、対談でも言ってましたが、痩せたために、声の調子が高くなり、以前の持ち味が変わってきてるなの印象です。講釈を、今のトーンで語られると、勝手が違ってきます。覗きカラクリも同様です。そないな具合だったものですから、ちょっと帰りの足取りが重たくなっちゃいました。なお、来年も開催するつもりだと、二人の口から明かされ、銀瓶は「景清」、文三は「立ち切れ」ということだそうです。




2009年 11月 3日(火)午前 4時 39分

  京都市遊歩(8)写真集

 昨日は、午後から家の用事があったため、休暇をとり京都に向かいました。昨日と水曜日が、休暇を取りやすい環境にあったため、同僚と仕事を割り振って、黄紺が、昨日、休暇を取る方に回りました。家の用事と言っても、用事の量は僅かで、但し時間の制約があるだけのことでしたので、用事が終わると、ウォーキングに出かけました。ただ、一昨日と言い、昨日と言い、ホントに困った天気です。不安定な天気というのは、一昨日や昨日のような天気を言うのでしょうね。急に黒雲は出てくる、冷たい雨風は降るしと、ウォーキングするには最悪。傘を持っていませんでしたから、僅かの間、雨を浴びただけで、一挙に体が冷えだし、一時的に、体は震え出すばかり、トイレ探しに、コースを変更したりと、もう散々な目に遭いました。で、そのコースは、阪急百貨店京都店〜料理旅館「鶴清」〜五条大橋西詰・牛若ひろば〜本覚寺〜上徳寺〜養蓮寺(「養蓮寺寄席」会場)〜燈篭町会所(保昌山)〜繁昌神社〜菅大臣神社〜道元禅師示寂の地〜住吉神社〜四条大宮〜旧神先家・壬生寺〜嵐電「西大路三条」駅〜京都市地下鉄「西大路御池」駅となりました。四条河原町から五条河原町方向に、一旦南下し、五条東洞院から、再び北上、今度は、高辻通を西進している途中に、トイレ探しに四条大宮へ。再び、高辻に戻り、そこから壬生寺へ行きました。そして、七本松通を北上、朱雀中学を横目に見ながら西大路通に出るというコースです。一番、体が冷えだしたのが、高辻堀川にいたあたり。お茶を買いに入ったコンビニの暖かさが嬉しかったですね。あとから、壬生寺の写真を見ると、空がすごい。不安定な天気であったことを物語っていてくれます。




2009年 11月 2日(月)午前 5時 9分

  京都市遊歩(7)写真集

 昨日は、変な天気。でも、天気予報通りの変化を遂げました。午前中は、見事に秋晴れ。それが、昼前から雲が広がり、もう、12時半を回ると、雨。その午後に、法事が入ってたもので、いい落語会は、早々と諦めておりました。また、法事のあと、息子や弟の家族と呑むことになり、すっかりのんびりとした日曜日となりました。ただ、ウォーキングは、その秋晴れの時間帯に済ませておきました。観光客は、貪欲に、もう10時前に、東福寺に集っていました。伏見稲荷社には、外国人の観光客の一団にも、遭遇。なかなか有名どころを歩くことになりました。詳細なコースは、次のようになりました。京阪「東福寺」駅〜伏水街道第二橋跡〜京都第一赤十字病院〜東福寺〜伏見妙見寺〜老舗「ねざめ家」〜伏見稲荷神社〜JR奈良線「稲荷」駅・老舗「玉家」〜攝取院〜石峰寺〜ぬりこべ地蔵〜宝塔寺〜瑞光寺〜深草聖天嘉祥寺〜真宗院〜深草十二帝陵〜JR奈良線「藤森」駅〜西福寺〜京都教育大学〜藤森神社〜京阪「墨染」駅。寺や神社は、ゆっくりと見学はせず、写真を撮るだけというポリシーで歩いています。これで、2時間余かかりました。「ぬりこべ地蔵」の位置を思い違いしていて、ちょっと迷ってしまいました。石峰寺の南側と思いこんでしまっていたのです。逆だったのですね。「ぬりこべ地蔵」は、周囲の気色とともに、インプットされているので、近くまで行けば判るのですが、位置関係がぐしゃぐしゃでは、ダメです。石峰寺で、JR線路を東に越えますが、名神の北側まで、すっと越えたまま歩いてみましたが、すっかり変わってしまいました。十二帝陵が、家屋に埋まっており、木立があったので、位置を特定できましたが、隔世の感がしました。




2009年 10月 31日(土)午後 11時 38分

  交野市(2)〜枚方市(5)〜寝屋川市(9)写真集

 今日は、昼から通常の出勤日。ですから、週末恒例のウォーキングは、午前中です。久しぶりに、交野市と枚方市を歩くことにしました。お天気が良く、おまけに気温が高く、歩き始めて、20分くらいで、これはまずいと、Tシャツ姿になりましたが、それでも、しっかりと汗をかき、まるで季節が逆戻りしたような感じでした。詳細なコースは、京阪「郡津」駅〜松塚公園〜新天野川橋〜村野神社〜釈尊寺〜金龍寺〜西願寺〜春日神社〜高田交差点〜寝屋神社〜打上川治水緑地〜細屋神社〜八幡神社〜観音橋〜寝屋川市役所というものでした。今日一番の感動は、釈尊寺周辺地区。もう道からして、昔のまんま。なんか、タイムスリップしたみたい。家屋といい、道といい、神社といい、韓国の河回村みたいでした。すぐ横まで、新興住宅地が迫ってきています。これに続く茄子作も、それに近い雰囲気。そないなところだとは、全然知りませんでした。高田から星田方向に歩くと、またしても第二京阪国道が現れます。あれに逢うと、道が混乱します。それに加えて、これが、寝屋神社の横をかすめている。あの寝屋川の秘境が、あえなくずたずたにされていました。大ショックです。昼なお人通りの少なかった寝屋地区が、完全に崩れです。環境破壊ということっていうのが、こないなことだということを、身を持って知りました。第二京阪国道建設には、地域の方の強い反対がありました。時を経て、やはり、あのときの反対運動は正しかったと言わざるを得ません。ここまでの惨状を見ると。それだけではなく、黄紺の大事な思い出も、おかげで、ずたずたです。
 仕事が終わると、日本橋経由で、ワッハに向かいました。3日連続です。「南湖だんご47旭堂南湖話術研究会〜入門10周年記念3日間続き読み興行〜」の最終日だったのです。1日目が、芸術祭参加ということで、演者の南湖も、会場の雰囲気も、普段とは違ったのが印象に強烈に残っています。2日目も、1日目の雰囲気が残っていて、何やら違う雰囲気が漂っていたのですが、そのわけが、今日になって判りました。審査員の一人が、一昨日には来れないので、昨日来ていたとか。3日連続興行だから、そないなことができますが、そうでなかったら、一人の審査員は、会場に来ないで審査することになります。それならば、行ってないということで外されたり、その逆で、行ってないのに、いいとするなんてことをしたりしていることになります。実際、一人も、審査員の行かない参加興行もあるそうです。なんか、おかしい話です。参加作品を見れないなら、審査員を引き受けるべきじゃないです。そして、今日は3日目。冒頭のマクラから、南湖の肩の力が抜けていました。いつもの雰囲気です。その雰囲気の中で、1日目はともかく、2日目のことが明かされたのでした。で、今日のネタは、「寛政力士伝」は、おなじみ「越ノ海勇蔵」、「上方名医伝」は、「藪井玄意B」として、天王寺屋をやりこめるパート。昨日は、ダウンしていたので、今日のパートの終わりまで行ってるのか、そうじゃないのか、それがわからなかったのですが、行ってなかったのです。南湖は、余力の問題で、「天王寺屋の病気」の前で切ったと言ってました。大岡越前っぽいところで、話は盛り上がります。「赤穂義士伝」は、「銘々伝」より「赤垣源蔵」。これが、いい出来だったんだなぁ。どんどんと引き込まれていきました。女中が気を利かして、兄嫁が伏せっていると言ってました。赤垣源蔵の覚悟が決まった安らかさのようなものまで感じさせてもらえました。初日のダイジェスト版を持ってくるより、「銘々伝」から、審査の日に出せば良かったのにと思ってしまいました。ダイジェスト版は、番組的変化をつけるってことでは、とてもグーなアイデアだと思ったのですが、これだけ、「銘々伝」の深みのあるものを聴かせられると、そう思ってしまうのです。「大高源吾」の前段部と言い、この「赤垣源蔵」は染みわたってしまいます。




2009年 10月 30日(金)午後 11時 36分

 今日は、仕事の関係で、浪曲二つと落語を一つ聴いたが、やっぱり演芸というものは、自分で、お金を払って行くものだと、つくづく思いました。その自分が払って行ったのは、昨日に続き、ワッハの4階。「南湖だんご47旭堂南湖話術研究会〜入門10周年記念3日間続き読み興行〜」の2日目ですが、寝不足と、昼間の疲れで、ダウンの連続で、惨憺たるものでした。「寛政力士伝」は、「谷風の人情相撲」ということだけで、あとは、ほぼ記憶なし。「上方名医伝」は、「藪井玄意」の続きだという以外は、さっぱり記憶がございません。恐らく大阪で、くろひげ先生をしているところだと想像するばかりです。「赤穂義士伝」は、昨日のような「本伝」のダイジェスト版の続きではなく、突如として「銘々伝」が登場。「大高源吾」となりました。前半が、江戸に下って行く際に、義兄に会う話で、ここだけが、きわどくセーフかなというところで、江戸に入り、宝井其角らとの交流を描いた後半も、再び夢の中となりました。あぁ、情けないったら、ありゃしません。




2009年 10月 29日(木)午後 10時 4分

 今日から、旭堂南湖の3日連続興行が始まります。ワッハの4階での「南湖だんご47旭堂南湖話術研究会〜入門10周年記念3日間続き読み興行〜」という会で、特に今日は、文化庁の芸術祭参加ということで、一番後部座席には、関係者席として、審査の方が占められていました。また、今日は、南湖の会としては、異例の動員が見られました。芸術祭参加効果でしょうか。番組は、「寛政力士伝〜雷電の初相撲〜」「上方名医伝〜藪井玄意〜」「赤穂義士伝〜刀傷から大石の決意〜」というもので、まず、トップに、分かりやすく、ポピュラーで、入門後年数を経ずして手がけるネタを持ってきました。前座役のネタと言えばいいでしょう。今日は、審査員を前にということで、いつもの世間話、近況報告的なことも、全てネタの内という感じで、軽くマクラをふり、客席を暖めると、素早くネタに突入。ただ、今日の口演で、もったいないと思ったのが、このネタ。緊張があったのでしょうか、ホント一呼吸分の間を割愛していく早口。語り慣れもあるのでしょうね、ちょっと滑らかに言葉が出過ぎて、流れ気味。惜しい。一つネタが終わると、ふっと気を変えるインターバル的な話を展開。これが、次のネタのマクラになるという仕掛け。「藪井玄意」が、本日のメーンディッシュという趣。何度目かの遭遇となる冒頭部。つれない息子に怒る玄意、聴いている黄紺も、感情移入させてもらえる絶妙の口演。ここまでくると、すっかりいつものペースに立ち戻っていました。声を落としながら、玄意の失望が語られる部分、気に入りました。今回の「赤穂義士」は、ダイジェスト版。変化の付け方が、うまい。番組編成の妙まで、果たして、審査員は、理解できてるでしょうか。初めは、「銘々伝」から誰かを取り上げるのだろうと思っていましたので、やられてしまったの感じです。




2009年 10月 28日(水)午後 11時 10分

 この間見ていました韓国ドラマ「私の名前はキム・サムスン」を、昨夜、見終わりました。とっても評判の高いドラマで、実際、レンタル屋さんでも、なかなか借りられず、今回、ようやくゲットできたのでした。確かに、見始めは、噂に違わずという感じで、先を見たくて前のめりになっていたのですが、徐々に、映像を見ながら突っ込みが増え、最後は、ようやく最終回にたどり着いたっていうところでした。話は、そないにややこしいものではなく、いたく単純なものです。そんなに美人ではなく、むしろアジュマ(おばさん)の入ってるキム・サムスン(キム・ソナ)が、お金持ちで、イケメンの男ヒョン・ジノン(ヒョンビン)と恋仲になっていくというもので、最後は、めでたくハッピーエンドとなっていきます。ただ、キム・サムスンの恋人となる男ヒョン・ジノンには、自分の責任で、兄家族を不幸に陥れ、また、キム・ヒジンという名の元カノ(チョン・リョウォン)に、理由も言わずに去られてしまい、深く心に傷を負っているというところがあります。更に、二人が出会い、二人の関係が進行している頃に、件の元カノが、男の前に現れ、話を、若干混み入らせます。何が、つまらなくさせたか、それは、キム・サムスンとヒョン・ジノンの間が、うまくいきだすあたりからだということに気づいていきました。要するに、そこに至るまでの二人の関係、深まっていく関係に、感情移入ができるほど、二人の関係の深まりが描き切れてないのです。キム・ソナもヒョンビンも、ともに達者な俳優さんだと、それは、見ていて、よく分かりました。殊に、「アイルランド」で散々だったと思ったヒョンビンが、見違えるほどの出来と見ました。ですから、作り方の問題やなぁと思っています。また、キム・サムスンが、パティシエとしての仕事を、バリバリしている格好良さが、前面に出てこなくなる時期とも、つまらなくなっていく時期が重なります。その辺ですね。その上、キム・ヒジンと、彼女にアメリカから随行してきた医師ヘンリー(ダニエル・ヘニー)との英語での会話が、とってもいい雰囲気で進むものですから、どうしても、キム・サムスンの方が霞んでしまいました。
 ところで、今日は、今週は行く機会の少ない落語会の日でした。玉造で、毎月行われている「第46回猫間川寄席」に行ってまいりました。文我が、毎回お世話をしている会です。今日の番組は、団姫「太田道灌」、歌之助「七段目」、文我「真田山」、(中入り)、阿か枝「祝い熨斗」、文我「付き馬」というものでした。文我の会には珍しい団姫や歌之助の出演を見ることができました。また、主宰者のお話によりますと、「付き馬」で、この会が始まって以来、ちょうど200席目とか。会が始まってから、ネタが、一つもかぶっていないとか。さすが、文我のかむ会です。今日は、「七段目」で、セミダウン。歌之助の「七段目」は聴く機会が多い上に、テンポが合わなくて、ちょっと閉口気味ですので、ま、いいかの感覚です。団姫は、ちょっと久しぶりの遭遇。時を経て、客の掴み方なんてのが、上手になったなぁっていう感じなのですが、声が物足りないです。もうちょっと、声量とか、通る声が欲しいところです。「祝い熨斗」は、愚鈍過ぎるとまではいきませんが、ちょっと喜ィさんを好きになれませんでした。まぁ、阿か枝の責任というよりか、自分的に、好きになれないネタです。歌之助が出るなら、彼に、このネタをやって欲しかったな。歌之助の「祝い熨斗」だけが、自分的には許容範囲内だからです。文我の二席の内、「真田山」は珍品。恐らく、初遭遇です。毎夜、夢に幽霊が現れ、千両が入れた壷を掘り出してくれとせがまれる男が、連れの男と掘り出していると、件の幽霊が現れ、事情を話す。いざ、壷を開けると、中は空っぽ。それだけの話です。掘り出す場所が、真田山の三光神社ということで、「真田山」と付いているだけです。「付き馬」は、大阪に移植すると、もっちゃりとしてしまいます。文我の口演は、その辺を意識してか、かなりの快テンポで進めました。でも、もっちゃり感は拭えなかったなぁ。江戸の情緒の伝わりにくいネタです。そういった情緒とパックになったネタは、移植がしんどいですね。余談ですが、先日の文我入門30周年記念落語会(大阪)のゲストに出た小三治は、なんと「付き馬」を出したそうです。やっぱ行くべきだったと、その話を聞いて、後悔しきりです。




2009年 10月 27日(火)午後 10時 7分

 昨日は、家に直行。月曜日に、家にいると、「鶴瓶の家族に乾杯」を見てしまいます。で、今週は、講談中心の週です。昨日も、実は、南青と春蝶の会があったのですが、思い止まりました。今日は、講談ファンにとっては、最悪の日。毎月行われている南海さんの会と天満講談席とが同じ日だとは、、、。上方講談界も、大きくなったものです。天満講談席は、南青くんが、毎回案内を送ってくれますので、ネタがわかっています。今回は、かなりべたなネタが並んだものですから、迷わず南海さんの会をチョイスです。「第147回旭堂南海の何回続く会?」が、谷六の薬業年金会館であったのです。「戦国武将列伝」が読み続けられていますが、この間は、ずっと真田三代記。前回は、 上田城籠城戦に敗れるところまで。今日は、城の明け渡しに至るところからでした。明け渡しの使者は長子。真田は、二手に分かれて戦っていたところが発端でした。そして、命が助けられ、紀州に落ちて行きます。その過程の後半あたりからあやしくなってきました。我に返ると、幸村は、僧に身を変え、諸国漫遊の旅に出かけていました。今日から始まったのは、荒唐無稽な、「真田幸村の諸国漫遊記」だったのです。お供となるのが、猿飛佐助ともう一人。それがスタート。この供になる者は、真田家縁の人物。供になるきっかけのところは、ぼやーっと記憶にあります。やがて、加太と、どこやらの村が、海の漁業権でもめているところに立ち寄り、水戸黄門ばりの活躍をしますが、どうも勝手が違う。相手は、天下の副将軍、こちらは、命が助けられただけでもラッキーな負け武者。この前提っていうやつが異なる と、どないにおもしろいエピソードを作っても、それだけですね。講釈師による想像の世界に、どこまで付き合えるかが、このネタを聴いていく別れ道です。




2009年 10月 26日(月)午前 5時 49分

  大阪市遊歩(23)写真集

 一昨日が勤務日だったため、この週末のウォーキングは、昨日の日曜日だけ。体がうずうずしちゃいます。でも仕方ありません。そんなですから、こないだの金曜日、うまくいけば、時間休を取って、ウォーキングに出かけようとの計画を立てていたのですが、前日に外せない仕事が入り、断念した次第です。で、昨日ですが、午後からの予定を考えてのコース設定です。昨日は、天気の方がばっとせず、前半の河辺の光景が、もう一つ冴えませんでしたが、お天気相手では怒るわけにはいきません。そないなかげんもあり、気温の上昇もさほどなく、秋になって初めて、半袖姿になることなくウォーキングを終わってしまいました。細かなコースを書くと、次のようになります。京阪「天満橋」駅〜大阪歯科大学〜テレビ大阪〜寝屋川橋〜川崎橋〜桜宮橋〜太閤園・藤田美術館〜JR東西線「大阪城北詰」駅〜片町橋〜大阪ビジネスパーク〜城東スポーツセンター〜下城見橋〜大阪市中浜下水処理場〜森之宮病院〜扶桑薬品工業〜衛門橋〜東中浜公園〜神路公園〜神路銀座〜妙法寺・熊野大神宮〜片江小学校〜近鉄大阪線「今里」駅となります。環状線の外側を環状線に平行に、二筋までは、ビジネスパークの雰囲気を、多少なりとも引きずっていますが、それよりか東になると、急激に庶民的になってしまいます。何度か、ウォーキングで通った地域ですが、その度に、微妙に異なる道を取るようにしています。環状線の外に出るまでに、小1時間を要しましたので、近鉄線沿線までは厳しいかと思いながら歩いていましたが、この行程で、2時間10分もかかってはいません。
 近鉄線で日本橋へ移動。日本橋駅近くで、最近よく行ってる食堂で昼ご飯をとり、ワッハの4階に向かいました。展示場に行き、小演芸場でのライブを見て、そのあとライブラリーを訪れようとの思惑でした。ライブの方の番組は、雀五郎「初天神」、あさ吉「鹿政談」というものでした。「初天神」は、季節外れのネタですが、前に出て、ある程度の長さがないと、二人で、持ち時間が1時間ですから、大変です。従って、「初天神」はフルヴァージョン、それに加えて、雀五郎が、修行時代の話や小咄をふり、マクラをたっぷりめに取っていました。ですから、珍しい場面に遭遇ってところです。あさ吉が、結構いろんなところで「鹿政談」を出していますので、気にはなっていたのですが、どんぴしゃで出会えました。わりかし落ち着いたお奉行さんに、ちょっと納得。だけど、犬の話にする部分は、何かへん。あっちゃこっちゃになり、話の前後が変わったり、抜けたりしたようでした。更に、最後の下げで、一瞬言い淀んでしまいました。どうしたのでしょう。ライブが終わると、お時間まで、昨日は、浪曲の映像資料を試聴していました。全て、NHKの「東西浪曲特選」からの映像です。時間の関係で、3つ目の映像は、全体の2/3ほどで切り上げねばなりませんでした。それらの映像とは、春野百合子「梅川忠兵衛」「おさん茂平衛」、天中軒雲月「決闘巌流島」というものですが、あらためて春野百合子の凄さを知りました。人物描写の描き分けの見事さ、節の部分のビアニッシモの見事さ、ホントしびれさせてくれます。なかでも「梅川忠兵衛」が良かったなぁ。そう言えば、いつぞや春野恵子が、このネタが、「師匠の代表作と言われている」と言ってたことを思い出しました。その春野百合子の見事な口演ばかりか、台本の良さも感じました。封印切りも、二口村の邂逅も、両方が、無理なく入っています。これは、凄いことです。天中軒雲月という浪曲師さんも良かったなぁ。だみ声的な声はパスしたいので、自分的ニーズに合う繊細な声と表現に惹かれてしまいました。
 ワッハを出ると、日本橋〜南森町へと、落語ファンのホットラインを移動。夜は繁昌亭でした。今夜の繁昌亭は、「繁昌亭夜席第35回天神寄席〜噺家ムービー上映&凸風亭楽駄一門会〜」ということで、9月の彦八まつりで上映された映画の再上映、及び、映画出演者による落語会があったのです。従って、番組は、瓶成「いらち車」、遊方「大阪ロッケンロールシネマ」、福笑「もう一つの日本」、(中入り)、映画「あなたのためならどこまでも」、トーク(あやめ・八光・遊方・瓶成・春野恵子・めぐまりこ・コッコ)というものでした。映画は、情報として流れていた範囲を超えるというシークレットな部分が、特段あったというわけではなく、でも、噺家さんのキャラを使い、バカバカしく楽しいものに仕上がっていました。八光演じる噺家が、鶴瓶演じる師匠の落語が聴きたくて、会長選挙に向け、各一門を走り回る中で、八光の出生の秘密も明かされるという物語。とにかく、八光がうまい。それが出ずっぱりで、各一門を回るのですが、その各一門が、噺家の個性を、うまく捉えており、おかしいのです。ヤクザ風一門は鶴志、公家風一門は米輔、薬物中毒一門は福笑とか、また、売りセンの客に、楽珍や生喬、そないな風に、各自の特徴が捉えられていました。誰が、どこで、どないな役で出ているかで、それぞれの噺家さんの、幕内でのイメージなどが判り、おもしろかったですよ。




2009年 10月 24日(土)午後 10時 30分

 今日は、午前中、通常勤務。仕事が終わると、即行で飛び出し、お初天神に向かいました。落語会が、お初天神であると思い込み駆けつけたのです。が、お初天神のいつもの会場は閉まっていました。慌てて携帯を取り出し、予定表を見ると、なんと会場は太融寺。びっくりでしたが、時間に余裕がありましたから、開演には十分間に合いました。2時から、そちらで「太融寺こごろうの会」がありました。これをチョイスしたために、本日のウォーキングはなしです。落語会の番組は、さん都「二人癖」、こごろう「ちりとてちん」、生喬「辻占茶屋」、こごろう「水屋の富」となりました。ですが、この朝からハードな動きに、完全ダウンの午後でした。後半の二つまであやしいという始末。「水屋の富」は、極めて珍しい噺。先代の歌之助が、この太融寺で、35年ほど前にかけたのが、初めての出逢いでしたが、それ以後で、このネタに接したのは、これも、25年くらい前だったかに、文我が出したのを、1回。こごろうで、1回。それだけのはずです。これだけ離れていると、内容は覚えていません。ただ、毎回、おもしろい噺とは言えないという記憶だけは残っています。だけど、ここまで上演頻度が低いと、気になり聴きに行こうとしてしまいます。ストーリーは、富籤で、800両もの大金を当てた水屋さんは、その金を縁の下に隠すのですが、気になって仕方がない。金を取られたりする怖い夢ばかり見る。このネタ、全編、それの繰り返し。そして、ついに金を取られてしまったときに、件の水屋さんは、「これで、ゆっくりと眠れる」と呟くのでした。同じパターンの繰り返しネタですので、かな り難しい。ですから、手がける人がいないんでしょうね。こごろうのような明るいキャラの持ち主で、自在に言葉を操れる噺家さんでないと、歯が立たないネタですね。なお、こごろうは、先代歌之助からもらったと言っていました。こごろうのもう一つの「ちりとてちん」は、客にバカ受けしてましたが、それだけしか残っていません。生喬も飛び飛びで、感想を書く資格はありません。情けない結果となりました。
 落語会がはねると、久しぶりに東梅田のネットカフェで、小1時間、時間調整。夜は、同じ梅田にあるHEPホールでありました「売込隊ビーム」という劇団の公演「徹底的に手足」に行ってまいりました。2日連続の芝居となります。この劇団は、これで、3度目になるのかな。大阪芸大の出身者の作る劇団で、脚本がいいとか、音楽がいいとかなんてことではなく、役者が、なかなかいい味を出してるなということで、見続けています。脚本や芝居作りの感性っていうところだと、タイミングを計って、切り上げそうなところのある劇団ですが、今日の芝居は、筋立てのおもしろさで、見せるものだと言える芝居だったと思います。ある国で、もう60年も前に造られた最終兵器を、持て余し気味に整備しているのが、この芝居の舞台。何やら曰わくありげな登場人物、おまけに一人が監禁状態になっている。いつかは、飛べるようにと、整備に精を出そうとする男と女。でも、国家は、その兵器を使うわけではなく、持っていることでのみ、国家バランスをとっているという設定だが、そのような兵器があると、いろんな人や組織の思惑が働くもの。その辺が、登場人物のあちこちに隠れているということが、一挙に、明らかになるという仕掛けが用意されているという芝居。そこを楽しむ芝居であり、そいいう話だということが、じわじわと時間をかけて判るようにし向けています。おもしろかったなと思うと同時に、そういう話にするなら、なんか、もっとスケールの大きな展開、舞台装置なんか、考えられなかったのかなぁと、自分に、何かアイデアが浮かんだわけではないのですが、物たらなさを感じてしまったことも事実ですが、今回は、次回どうしようとまでは考えませんでした。役者のうまさもあり、むしろ次回公演が楽しみになっちゃいました。




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