トルコの最新のニュース





ボルヴァデインで、被害を受けてないジャーミーはなし(ヒュリエット紙 02.2.7 son dakika 付)

 アフヨン県ボルヴァデイン郡内の45のジャーミー全てが、大きな被害を受けており、ジャーミー内に入ることが禁止された。
 地震のため、ジャーミ−が大きな被害を受けたため、宗教省は、同郡にに対し、2人からなる専門家チームを2グループ派遣した。
 郡の長老サリフ・サーラムは、郡中心部にある45のジャーミー全てが、また郡内の町、村の67のジャ−ミーの多くのものが、大きな被害を受けており、なかでも郡中心部にある9つのジャーミーのミナレット(塔・・黄紺注)が崩壊したと述べた。
 ミナレットのシェレフェ(バルコニーがある部分・・黄紺注)より上の部分が壊れてるジャーミーが、6〜7つあり、危険な状態にあると述べるサリフ・サーラムは、「このジャーミーの近くを通り過ぎる人たちや住んでいる人たちに、危険な状態になっている。だから、全ジャーミーの立ち入りを禁止した。500年来続いたここでの祈りを、ここ数日禁止した」と述べた。
 従って、サーラムは、明日の金曜日の祈りは、全ジャーミーが立入禁止の状態のため、市立スタジアムか、市の広場で、全員集めて行うつもりであること、そして、この状態を、あらゆる関係者に知らせるつもりだと述べた。




地震で、43人死亡(ヒュリエット紙 02.2.5 son dakika 付)

アフヨン  公共事業・住宅省災害地策本部は、スルタンダーウを震源とするアフヨン地震での犠牲者数を、当初発表の46から43と修正した。

 死者の内15名はスルタンダーウ、24名がチャイ、1名がボルヴァディン、2名がチョバンラル、1名がシンジャンルでであったことが明らかにされた。
 災害対策本部が行った会見によると、災害地域に、3.644個のテント、13.120の毛布、20個の簡易トイレ、3000個のストーブ、8個の移動台所、1個の移動診療所が送られた。
 また、同地域に、35名の専門家、余震の観測のための3名の地震の専門家が派遣された。
 アンタルヤ、コンヤ、ウスパルタ、デニズリの公共事業・住宅省から、24名の専門家と5名の運転手が派遣されたと明らかにされた会見で、簡易施設設置のために、建築と電気関係の専門家2名ずつが派遣されたことも述べられた。

                   71のビルが大きな被害

 地震の被害状況として、318名が負傷し、43名が亡くなったと会見では報告されたが、同時に、5000億TLの緊急援助が、本日、アフヨン県知事宛に送付されたことも述べられた。
 会見によると、今回の地震で、340の家屋、246の作業場、36の公的建造物を始め、計622の建物の内、71の建物が大きな被害を受けたか崩壊したということである。

(相変わらず、数字が出てくると、辻褄が合いませんが、書かれてあるとおりにしておきます・・・黄紺)




アフヨンで、マグニチュード6の地震(ミリエット紙 02.2.3 son dakika 付)


 アフヨンで、大きな地震が起こった。
 ボスポラス大学キャンディル気象台地震研究所の得た情報によると、午前9時11分に発生した地震の大きさは、マグニチュード6,震源地はアフヨンのボルヴァディンということである。
 地震は、ブルドゥル、ウスパルタ、アンカラ、コンヤ、エスキシェヒール、コジェリ、サカルヤを含む多くの県で感じられた。




ブルガリア、驚くべき提案(ヒュリエット紙 02.2.1 付)

エジェヴィット首相、ブルガリア訪問  昨日終わったエジェヴィット首相のブルガリア訪問で、ブルガリアからトルコへ移住したトルコ人の退職者年金・健康保険料を支払うように求められた。更に、ブルガリア側は、「バルカン戦争中にブルガリアに移住したトルコ人が、トルコに残した不動産代金を支払うように」と求められた。

 エジェヴィット首相のブルガリア訪問は、ブルガリアからトルコへ移住したトルコ人の退職者年金・健康保険料を支払うように求められるという驚くべき要求を受け、了解に達しないまま終わった。更に、ブルガリア側は、「バルカン戦争中にブルガリアに移住したトルコ人が、トルコに残した100億ドル相当の不動産代金を支払うよう求めた。
 両国間国境付近の地雷撤去と、テロ対策のため両国の公安当局の協力が確認されたこの訪問で、労働大臣ヤシャル・オクヤンとブルガリア側のリディア・シュレワとの会談で、大変興味を引く対話がなされた。1989年以来、ブルガリアからトルコに移住したブルガリア出身のトルコ人の年金の支払いを求められたのだ。シュレワは、ヤシャルに対して、「バルカン戦争中、東トラキヤからブルガリアに移住したトルコ人が、トルコに残した不動産代金を支払うよう」に求めた。
 シュレワのこの要求は、ヤシャルを驚かせた。ヤシャルは、1925年のアンカラ条約で、全ての権利は放棄されているはずだと応じた。年金を得る権利を獲得したトルコ人が、ハーグ国際裁判所に提訴することを望んでいると明らかにするとともに、これを防ごうとしていると、ブルガリア側に説明した。

                  ブルガリアのNATO加盟を支持

 ビュレント・エジェヴィット首相は、NATO拡大が、ヨーロッパ=大西洋の平和と安定に貢献すると述べ、ブルガリアのNATO加盟を支持する意向を表明した。また同首相は、両国の民族的、宗教的、文化的財産を、どのような犠牲を払ったとしても守らねばならないと強調した。




トルコ・ギリシャ、対話始まる(クブルス紙 02.1.30 付)

パパンドリュー(左)とジェム(右)  ギリシャ外相パパンドリューは、エーゲ海の領海確定に関し、ハーグ国際司法裁判所へ持ち込む形式に関し、近々、トルコとの会談を設定するつもりであると述べた。

                 ジェムとパパンドリューの了解事項

 ギリシャのマスコミは、トルコ・ギリシャ両国間に横たわるあらゆる問題を話し合う機会を、近々始める予定であると述べ、更に、これは、「ジェムとパパンドリューが了解したものであり、トルコとの対話が始まるものである」と伝えている。

                 ニュー・ヨークとイスタンブールで開催

 ギリシャ外相パパンドリューは、トルコ・ギリシャ両国関係の新たな局面を、ギリシャ政府は疑心ではなく信頼でもって捉えるべきと言っている。ジェムとは、定期的に協議をしているのであり、近々にはニュー・ヨークで、更に2月12、13日には、イスタンブールで会談を持つ予定であると述べた。

                 将来を見据える対話

 「トルコとは、ここ2年来、対話を続けてきた。同じ気持ちで、この対話を続けていくつもりだ。これは、全ての問題を包括的に行うものではない。よりデリケートな問題を、相互に打診する目的で交渉することを目指したものであり、結果に基づいて、将来を見据える対話である」




ガンタナモにトルコ人タリバン(ヒュリエット紙 02.1.27 付)

 アメリカが、アフガニスタンで拘束し、キューバのガンタナモ基地に送ったタリバン兵士の中に、ムラト・Kという名前の19歳のトルコ人タリバンがいることが明らかになった。

 ドイツの「シュピーゲル」誌によると、1月初めにアメリカ軍に拘束されたトルコ人のこの若者は、ドイツのブレーメン生まれで、当地で大きくなり、2001年10月3日、フランクフルトから、先ずパキスタンに飛び、その後、戦争に加わるため、タリバン支配下のアフガニスタンに入ったということだ。

                 アルカイーダのメンバーであることで断罪

 アメリカ軍は、このトルコ人の若者を、タリバン政権に、更にウサメ・ビン・ラディンにつながるアルカイーダの名で戦ったことを断罪するつもりだと報じるこのニュースでは、そのために、このドイツで教育を受けたトルコ人の若者は、ガンタナモ基地に送られたのだと伝えている。




テレビはOK、クルド語教育はノー(ミリエット紙 02.1.26 付)

エジェヴィット in CNNトルコ  CNNトルコで、タハ・アクヨルの質問に応えて、ビュレント・エジェヴィット首相は、クルド教育の要求は、分離主義者の計画だという考えを明らかにした。

 ビュレント・エジェヴィット首相は、クルド教育は受け入れられるものではないと述べ、クルド語放送については、時代の要請に応じて設置しなければならないという考えを明らかにした。

                「子どもたちは使っている」

 CNNトルコの番組「曲論・正論」に出演して、タハ・アクヨルの質問に応えたビュレント・エジェヴィット首相は、クルド語教育は、分離主義者の計画であると強調し、子どもたち、若者たちは使ってるのだから、更に、このことは、彼らのからしても、いいことではないと述べた。
 また、エジェヴィット首相は、クルド語によるテレビ放送については、技術的な発展が、このような試みを強いているのであると述べるとともに、連立内部の感覚に配慮して、時代に叶った解決を、先送りせずにしなければならないと語った。




タルカン in イスティクラル タルカン、代表チームのためにカメラに収まる(クブルス紙 02.1.25 付)

 トルコの世界的スター歌手タルカンが、この度、韓国で行われるW杯に出場するトルコ代表チームのために歌った。ペプシ・コーラがスポンサーになって行われたキャンペーンで、タルカンは、400人のダンサー、太鼓演奏者、サッカ−選手とともに、イスティクラル通りで、代表チームのために撮影されたクリップのカメラに収まった。タルカン以外は、全員が代表チームの色である赤と白の衣装に身を包み、イスタンブールの有名なイスティクラル通りを、あたかもカーニヴァルのような雰囲気にした。

(なんとクブルス紙で見つけたこの記事、イスティクラル通りで、こんな撮影できるのかいと思いつつ、ペプシがスポンサーであるということは、これはTV−CMなのか、だったらいつ放映されるのか、PCでも流してくれるんだろかなど、次から次へと知りたいことが沸き上がってくる。うーん、気になる、この記事・・・黄紺)




クルド語教育問題で見解の相違(ヒュリエット紙 02.1.23 付)

デヴレット・バフチェリ副総理  連立政権を組む民族主義者行動党(MHP)と祖国党(ANAP)は、PKKの「政治的戦略の一角」として見ている「クルド語教育」要求、そしてこの方向で全国的に嘆願書を提出している者の拘束について、好対照の考えを示した。

 MHP党首にして副総理の、デヴレット・バフチェリは、「PKKは、クルド語教育問題に拘わるものではない」と述べたのに対し、ANAP党首にして副総理のメスット・ユルマズは、「もう少しの穏やかな」行動は、有用であると述べた。

                    17人拘束

 マラテヤ・イノニュ大学総長に、クルド語教育嘆願書を出した17人の学生が拘束された。バットマンのヤヴズ・セリム小学校に、クルド語教育嘆願書を出した15人の女子学生が拘束された。ディヤルバクル県リジェ郡の教員レジェップ・シムシェクは、結婚式でクルド語の招待状を書かせたため、また市内のチェルクル地区での、10人の学生たちのクルド語教育運動を支援したために、職を追われた。




マニサ=トゥルグトゥル、マグニチュード4.7(ヒュリエット紙 02.1.21 son dakika 付)

マニサ  マニサのトゥルグトゥルで、マグニチュード4.7の地震が起こった。イズミールでも感じたこの地震、直後は、パニックをよび起こしたが、1人も死者を出すことはなかった。

 中規模のこの地震、マニサ、イズミールを始めとしたエーゲ海沿岸地域で感じられた。ボスポラス大学カンディル気象台地震研究所は、震源地は、マニサ県トゥルグトゥル郡の地下10mと明らかにした。
 マニサ知事ラシフ・オズベクは、県中心部及び15郡内で行った調査の結果、地震時のパニックで、死者及び負傷者は出なかったと述べた。また、同知事は、揺れが去った後、市民生活は通常に戻り、パニック状態は残らなかったと述べた。

                 働いていた船着き場から落ちて、1人が死亡

 この地震で、イズミールで、働いていた船着き場から落ちて負傷した土木作業員レムズィ・アブドゥルハキム・エミンオールが亡くなった。
 イズミール県庁の発表によると、ボルノヴァ郡チャムディビ地区72通りで働いていた船着き場から落ちた負傷し、エーゲ大学医学部付属病院に搬送された土木作業員レムズィ・アブドゥルハキム・エミンオールが亡くなった。
 土木作業員エミンオールは、ブルガリアからイズミールへ出稼ぎに来ていたこと、及び、本名の替わりにアルバイラク姓を使っていたことが明らかにされた。




エジェヴィット、訪米の旅から満足の帰国(ヒュリエット紙 02.1.19 son dakika 付)

エジェヴィット・ブッシュ会談(サバハ紙より)  ビュレント・エジェヴィット首相は、訪米から帰国し、空港で行った記者会見で、「トルコ・アメリカの経済協力構築の段階に入った」と述べた。

 エジェヴィット、及び、イスマイル・ジェム外相を含む4閣僚、7人の国会議員、100人を超える実業家を乗せたエアバスA-340が、アンカラのエセンボーア空港に降り立った。
 エジェヴィット及び代表団を、エジェヴィットの外遊中、その代行を行っていたMHPのバフチェリ副総理とアンカラ知事が出迎えた。
 アンカラに降り立つやいなや直ちに行った記者会見で、エジェヴィット首相は、今回の訪米に満足の意を表した。
 訪米は、最高度の有用なものであったと語るエジェヴィット首相は、アメリカとの政治、軍事、経済分野での協力関係の発展に向けての意見交換ができたと付け加えた。
 エジェヴィット首相は、次のように語った。「アメリカとトルコの関係は、かなりの高度な段階に、近年達したとはいえ、まだ、両国の持つ潜在能力はかなりのものがある。ワシントンでの我々の会談は、商業、経済の分野に焦点化されていた」。
 この点に関し具体的な行動を始めるために、トルコ・アメリカ経済共同委員会を立ち上げる決定をしたと語るエジェヴィット首相は、「同委員会の初会合を、2月26、27日に、トルコで開催する予定だ」と述べた。

                 イラクへの軍事的干渉はない

 ワシントンでの会談で、イラク問題が話題になったことを明らかにしたエジェヴィット首相は、「ブッシュ大統領は、この問題に関しては、既に明らかにしたと具体的に述べた。ブッシュ大統領は、サダム・フセインのイラクとは、協調関係を持つことは不可能だと言った」と語った。
 イラクへの軍事行動が、具体的な日程の上っていることはないと語ったエジェヴィットは、「この問題が現実のもとなったときには、ブッシュ大統領は、トルコ側に通知すると言っていた」と述べた。
 アフガニスタン復興問題に関しては、トルコのやらねばならないことに満足するだろうと述べていたと語った。
 更に付け加えて、ブッシュ大統領との会談では、中東、コーカサス、石油のパイプラインに関して意見の交換が持たれたと述べた。




読み書きできないで、「クルド語教育を」と言っている(ミリエット紙 02.1.18 付)

 クルド教育を求める嘆願書を出した22人の内18人は、読み書きができず、またなかには、年少の者もいたということが明らかになった。

 イスタンブール警察本部は、小学校で、クルド語教育を様々な仕方で試みていたということで拘束された22人の生徒の保護者が、「PKKと同様の考え方で行動を起こしているさる市民団体に指導されている」という見方を明らかにした。警察本部の会見によると、PKKが、「抵抗勢力」の行動に、連帯の指令を出しているということだ。
 その指令に沿って、支持団体が、様々な公的機関に、クルド語教育を求める嘆願書を提出しているという解説が行われた会見で、この線に沿って、22人がエセンレルで、26人がバージュラル、8人がカドゥキョイ各郡義務教育局に嘆願書を提出し、「子どもたちが、クルド語教育を受けたがっている」と主張したということだ。また、その会見で、22人の内18人が、読み書きができないことが明らかになった。この嘆願書提出という行動は、外国で放送されているTV局の影響があると指摘した。
 警察が手続きを終えた者の多くは女子である22人は、送検された。その内3人を釈放した国家治安裁判所検事は、18人を拘留するため手続きを、国家治安裁判所判事に申し立てた。トルコ語通訳を用意して行われた取り調べでを受けた容疑者は、トルコ語を知らないということ、また小学校でトルコ語を学んでも、家ではコミュニケーションが取れないと言った。その中のトプチュは、「非合法組織のメンバー」という罪で逮捕され、残りの17人は逮捕をせずに、審判に委ねられた。




ギリシャのマスコミ:トルコ外交、ギリシャより強力(ヒュリエット紙 02.1.16 son dakika 付)

エジェヴィット首相  ビュレント・エジェヴィット首相のアメリカ訪問を大きく伝えるギリシャのマスコミは、トルコ代表団は、先週、ワシントンを訪問したギリシャ代表団より、高いレヴェルでの外交を展開していると解説している。

 ギリシャ首相コスタス・シミティスとは、僅か15分の電話会談をしただけであったディック・チェニィ米副大統領が、ビュレント・エジェヴィット首相とは、ホワイト・ハウスで、30分に渡り会談を持ったことに注目するギリシャのマスコミは、チェニィは、トルコを讃え、戦略上のパートナーとみなしていると述べている。
 トルコは、アメリカの対イラク軍事行動に対し、150億ドルを求めたと伝えるギリシャのマスコミは、エジェヴィット訪米の最も重要なポイントは、商業的、経済的関係を発展させることにあると伝えている。
 「チェニィからトルコへ讃辞」という見出しで書かれた記事で、副大統領は、アメリカ政府が、トルコを、単に反テロリズムの協力者とだけ見ているのではなく、あらゆる問題の戦略上の協力者と見ていると報じているカティメリニ紙は、アメリカ国務省が、シミティス訪米の際には行わなかったことをエジェヴィットにはなし、また、公的な会見で、トルコ代表団について伝えていることに注意を喚起している。




トルコのパスポートにクルディスタンのスタンプ(ヒュリエット紙 02.1.14 付)

バルザーニ  エジェヴィットの訪米を前にして、トルコ情報機関は、北イラクに関するレポートを用意している。その報告によると、バルザーニの指示により、イラク・クルド民主党の支配地域に入った者は、パスポート等の書類に、クルディスタンのスタンプを押されているということである。このスタンプを押されることを拒む者は、同地域には入れないということである。

 ビュレント・エジェヴィット首相の本日の訪米を前にして、トルコ情報機関は、トルコ・アメリカ関係のデリケートな問題化しつつあるイラクに関して、重要なレポートを用意している。
 北イラクで、ここ数ヶ月の間に起こっている変化について報告している同レポートは、イラク・クルド民主党の指導者メスト・バルザーニが、「クルド国家」の指導者のように振る舞い始めていると述べている。

                     目的は独立クルディスタン

 クルド民主党支配地域に入ろうとすると、バルザーニの指示で、パスポート等の書類に、「クルディスタン」を表すスタンプを押し始めていると報告する同レポートでは、これを拒む者は、様々な問題が生じたり、その地域へ入ること自体を拒まれていると伝えている。
 更に同レポートは、バルザーニの指示により、この地域で学ぶための教科書には、クルディスタンについて書かれており、来るべき将来、独立クルディスタンが誕生するだろうとの記述が見られるということである。

(エジェヴィット首相訪米当日に流れた実に興味を引く記事です。北イラクに親米・親トルコの地域が順調に育ってることを明示することにより、アメリカ・トルコの経済関係の一層の親密化を図ろうという企図が見えてきます。アメリカにとっても、この地域の安定を確保すことが、将来的な石油の安定供給につながるはずですから・・・黄紺)




アフガニスタンに261人の兵士派遣(ヒュリエット紙 02.1.9 son dakika 付)

平和維持軍への参加  参謀本部は、アフガニスタンでの平和維持活動の任務に就くために、261名の兵士を派遣すると明らかにした。中隊規模での派遣が予定されている兵士の数が増やされ、大隊規模になることも視野に入れて準備が進められている。

 派遣される中隊には、6人の将官が加わり、中隊の指揮は、1名の中隊長が執ることになっている。将校たちは、平和維持軍本部で任務にあたることとなろうと明らかにされた。
 第1段階として、アフガニスタンに、まず先遣隊が派遣されることとなろう。12人からなるこの先遣隊は、1月15日〜22日の間に、アフガニスタンに送られることとなっている。
 参謀本部は、国連の決定により誕生した平和維持軍に、トルコは、行政面での支援を初めとした計261名となる中隊規模での派遣を行うと明らかにした。
 参謀本部は、永続的自由のための作戦に関し、国連が決定した平和維持軍に関する、トルコの支援策が、幾たびと重ねられた会議により明らかとなり、また政府によっても同意をされたと明らかにした。




ギリシャ国防大臣:トルコとの根本問題は解決していない(ヒュリエット紙 01.12.20 son dakika 付)

ギリシャブルガリアの国防大臣  新しいギリシャ国防大臣パパントニオウは、南東ヨーロッパ国防大臣会議のためにやって来たアンタルヤで、衝撃的な会見を行った。同大臣は、トルコとの間で、様々な分野で積極的な歩みが示されてはいるが、根本的な問題はまだ解決されていないと語った。全欧安保問題では、両国間には問題が残っていると語った。

 ギリシャ国防大臣ヤンノス・パパントニオウは、トルコ・ギリシャ間で経済・観光・財政・交易各分野で積極的な成果が見られてきているが、両国間に存している根本的な問題は、まだ解決していないと語った。

                   全欧安保、EUとギリシャ間に課題あり

 会議の後、記者団の質問に応えたギリシャ国防大臣は、欧州軍問題は、トルコとギリシャの間に問題があるのではなく、ギリシャとEUの間に問題があるのだと述べた。
 この問題に関して、ギリシャは2つの原則を持っていると述べるパパントニオウ大臣は、「欧州軍は、EUの法規に調和し敬意を表したものであるべきであり、欧州軍というものは、NATOの能力を活用するという問題とは、根本的に異なる問題だ。それはそれで判断しなければならないことである。ギリシャは、自身の原則に反することを根本原理とすることには乗り切れないのだ」と語った。

                   トルコとの間の問題は解決せず

 パパントニオウは、トルコ・ギリシャ間の諸問題に関する質問に応えて、両国間の問題は、国際法に則り、相互に敬意を払った上で解決されるだろうと述べた。
 更に、両国間に横たわってる諸問題のトルコ側の行動に関して、「トルコの、エーゲ海及びキプロスに関する主張、行動、アプローチが、問題解決の障壁となっている」と語った。




総理官邸で外交問題協議(ヒュリエット紙 01.12.19 son dakika 付)

エジェヴィット首相  イスマイル・ジェム外相とビュレント・エジェヴィット首相が会談を持った。首相官邸で行われたこの会談で、ラーケン首脳会議、ジェムのアフガニスタン訪問、エジェヴィットのアメリカ訪問に関して話し合われた。外相は、アフガニスタンへの軍派遣問題に関して、政治的決定は行われているが、ロンドンでの参謀総長会議を待ってから行動に移すべき問題であると述べた。

 イスマイル・ジェム外相は、本日午後、ビュレント・エジェヴィット首相と会談を持った。官邸出口で、会談についての質問を受けたジェム外相は、エジェヴィット首相に、ここ1週間の出来事について報告をしたと語った。会談では、ラーケン首脳会議の成果、及びアフガニスタン訪問が、重要な議題であったことを明らかにした。

                   ラーケン首脳会議、その成果

 イスマイル・ジェム外相は、昨日、ラーケン首脳会議を主催したEU議長国のベルギー外相と、電話会談をしたこと、そのなかで自らの意見を述べたこと、そしてその成果を祝したことを明らかにした。また、その成果、ことにトルコに関する部分について謝辞を表したとも述べた。
 また、ジェムは、アフガニスタンが、新たな段階に入ったことに触れ、この印象を、来週、EUを代表して、アフガニスタンを訪問予定でいるベルギー外相にも伝えたと語った。

                   アフガニスタンが主要議題

 イスマイル・ジェム外相は、ビュレント・エジェヴィット首相との会談で、アフガニスタンの印象を詳細に首相に報告したと述べ、当地でのトルコの積極的な行動の必要性を強く訴えた。
 また、ジェムは、北部同盟のラバニ大統領が、大きな関心を示し、自身と会談を持ったこと、そしてその内容も、首相に報告したことを明らかにした。
 1月に予定されているエジェヴィットのアメリカ訪問に関しても話し合われ、より実の上がる訪問となるように協議を重ねたということだ。

                   軍の派遣に関してはロンドンでの協議を待っている

 記者の質問に応えて、アフガニスタンへの軍の派遣に関して言及したジェムは、政治的決定は行われているが、派遣の数、日程については、ロンドンで行われる参謀総長会議の決定を待って明らかになるはずだと述べた。

                   警察官教育はトルコが

 また、ジェムは、アフガニスタンで、トルコは何ができるかという問いに応えて、「当地の警察官教育に関し、トルコは援助を行いたい。警察官教育施設の開設が、トルコの援助ということになるだろう。既に、我が国が、当地で行った医療活動は、感謝されているので、引き続きこの方面でも、援助を続けたいと考えている。私としては、ドーラマジュ氏を、1月にアフガニスタンに派遣して、アタテュルク病院の拡張任務に取り掛かってもらいたいと考えている」と述べた。




ジェム:協力するために来ました(ヒュリエット紙 01.12.17 son dakika 付)

ジェム外相  イスマイル・ジェム外相は、カブールで、トルコ大使館の開設を行った。ジェムは、「命じるために来たのではなく、協力するために来ました」と語った。

 タリバン放逐後カブールを訪問した初の外務大臣となったイスマイル・ジェムは、「命じるために来たのではなく、協力するために来ました」と語った。
 イスマイル・ジェム外相は、パキスタン・アフガニスタン計3日間の訪問の最後として、アフガニスタンでの交渉に臨んだ。更に、ジェム外相は、カブールで、トルコ大使館の開設を行った。
 ボン会議の了解事項に基づき、12月22日に、ハミド・カルザイ氏に政権委譲を行う北部同盟のラバニ大統領とも、ジェムは会談を持った。ラバニはジェムに、「外国の支援は、我々の希望に従って行われるべきだ」と述べた。
 カブールで記者会見を持ち、当地での協議の模様について語ったジェム外相は、トルコがイスラム世界で示した模範は重要なものであり、これが、アフガニスタンにおいても、一つの模範となるはずだと語った。
 イスマイル・ジェム外相が行った会見によると、トルコは、アフガニスタン側からの要望以外には、トルコ軍の派遣の予定はないと述べた。了解事項を逸脱するような考えはないと述べるジェムは、アフガニスタンの内政に干渉するつもりはないとも語った。
 アフガニスタン支援のために派遣される多国籍軍に、引き続き加わるつもりだと述べる同外相は、アフガニスタンの関係者とは、この多国籍軍問題に関しては、意見を交わさなかったと語った。多国籍軍に関しては、12月19日に行われる国際会議で明らかになるだろうと述べた。
 「トルコは、アフガニスタンの特にどの分野で貢献できるのか」という問いに対して、まず健康問題についての貢献をしたいと答えたジェムは、カブールで、本日、アタテュルク子供病院を開設したこと、またシビルガンにも病院を1つ、更にもう1つの病院の開設に努めていると語った。特に医学部と協力するために行動を起こしていること、そしてこの仕事を、ビルケント大学が引き受けてくれたことを明らかにした。
 アフガニスタンが国軍を再び立ち上げることにも協力するつもりだと述べるジェムは、ジェマル・パシャの時代から、両国軍の間には、このような協力関係の伝統があったと語った。

                     ジェム、イスラマバードに戻る

 イスマイル・ジェム外相は、アフガニスタンでの会談が終わった後、パキスタンの首都イスラマバードに戻った。
 ジェム及び同行の代表団は、カブールでの記者会見の後、C-130機に乗り、ウズベク人の指導者ラシト・ドスタム将軍と会談するために、ムザラシャリフに向かった。
 タリバンとの戦いで、その名をとどろかせたドスタム将軍と、ムザラシャリフ空港で15分間会談したジェムは、同将軍が、ボン会議での閣僚ポストの分配に不満を持っていることを聞いた。
 ドスタム将軍は、臨時政府では2ポストを割り当てられたことに触れ、この件に関しては不満であるが、当地では、了解される方向で解決していくだろうと述べた。ジェムは、ドスタム将軍側に示された農業省の活動が、重要な役割を果たしていると指摘し、この活動のおかげで、両者の間に親近感が醸成されていくだろうと明らかにした。また、この会談で、ドスタム将軍は、アフガニスタン北部のクンドゥズで、まだ戦闘が続いていると述べ、状況はいいわけではないと語った。
 ジェム及び同行の代表団は、ドスタム将軍との会談の後、早朝に離れたイスラマバードに戻った。イスマイル・ジェム外相は、夜には、パキスタンのアブドゥル・セッタル外相とワーキング・ディナーを取る予定である。




エジェヴィット首相 EUとの新しい時代が始まった(ヒュリエット紙 01.12.16 son dakika 付)

 EUが今日までに受け入れた文書のなかで初めて、加入の展望に関し具体的な説明を書き加えたと、エジェヴィットは語った。

 ビュレント・エジェヴィット首相は、「ラーケンで生まれた積極的な枠のなかで、トルコ・EU関係が、新たな段階に入った」と述べるとともに、「我が国は、次の半年間で、EU加盟に向けての必要な歩みを示していく決意を継続していくだろう」と述べた。
 ビュレント・エジェヴィット首相は、ラーケンで行われたEU加盟国及び加盟候補国会議に関し、文書で談話を発表した。そのなかで、イスマイル・ジェム外相とともに参加したことに触れ、今回話し合われた最重要な課題は、ヨーロッパの将来に関し来るべき時期になしうる事柄を作り出すことだったと述べている。
 全欧安保に関しトルコによって承諾された文書が、未だEUの元に留められていることに触れたエジェヴィットは、ギリシャ政府が、まだ同意したとは報告してないと述べている。「その責任は、我々にあるのはない。今の状態では、EUは、内部の信義を確保する責任がある」と述べている。






進む メイン・ページへ 戻る

[PR]女性が輝く公文の先生募集中!:全国で教室開設説明会開催